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お酒と乳酸菌を同時に摂取すると善玉菌への効果は失われてしまうのでしょうか?
体内で消化されるアルコールと乳酸菌の『善玉菌との関係性』についてご紹介します。
会話

お酒などのアルコールを飲むと乳酸菌サプリメントを摂取したとしても、善玉菌への効果はほとんどないと言われていますが、アルコールや乳酸菌の体内での消化作用を解説しながら、善玉菌に対する効果の影響についても書いていきます。

お酒(アルコール)と乳酸菌のカラダへの影響

お酒(アルコール)には消毒・殺菌作用があるため、一緒に摂取すると乳酸菌を死滅させてしまうと考えられています。
会話

お酒は体内で胃酸や胆汁酸などの消化液によって分解されると消毒・殺菌作用が失われてしまいます。

また基本的に、乳酸菌は酸耐性が弱いため、お酒を飲まずとも消化液によってほとんど死滅してしまいます。

お酒(アルコール)の消毒・殺菌作用は失われる

消化液によってお酒(アルコール)の消毒・殺菌作用は失われますが、そもそもお酒によって殺菌されなくとも消化液によって乳酸菌は死滅してしまいます。

ここでポイントなのは、『乳酸菌は死滅しても善玉菌の働きを助ける』ということです。

乳酸菌が消化液の酸によって死滅したとしても、菌体が腸に届くと善玉菌の栄養源となります。

つまり、ヨーグルトやチーズなどを積極的に食べて乳酸菌を取り入れている方々は、死滅した菌体を善玉菌の栄養源として供給することで、体調を改善・維持しているということができます。

もちろん、生きたまま腸内に乳酸菌が到達すれば食物を発酵させながら乳酸を産出することで、より一層の整腸作用や善玉菌の働きをサポートする効果などを期待することができますが、基本的には摂取した乳酸菌のほとんどは消化液によって死滅してしまうと認識しておくべきです。

カラダへの負担を軽減できる

適量の飲酒は血行を良くして、ストレスを解消するといった効果がありますが、お酒(アルコール)を飲み過ぎると肝臓や消化器に負担をかけてしまうことになります。
会話

アルコールを摂取すると肝臓が酸素などを活用して、アルコールをアセトアルデヒドなどに分解することになります。

しかしながら、每日あまりにも大量のアルコールを飲み続けていると、肝臓に対する負担が蓄積して肝硬変や脂肪肝などの疾患の原因になります。

アルコールによる肝臓病を予防・抑制できる

乳酸菌にはアルコールの肝臓への負担を軽減させる効果があり、『SBL88乳酸菌』には 特にこの効果が強く期待できると言われています。

肝臓でアルコールを分解するためには酸素や糖類といった物質が必要になりますが、乳酸菌が腸内で食物を発酵させることによって乳酸という形で糖質を肝臓に供給することもできます。

中性脂肪の九州を防いでメタボ・糖尿病予防

ビールなどのアルコール類を飲み過ぎると中性脂肪が増加してメタボリック・シンドロームや糖尿病などの疾患を引き起こすリスクが高まりますが、乳酸菌が産出する乳酸には血中に流れている中性脂肪と結合することによって、体内への中性脂肪の吸収を抑制させて、メタボリック・シンドロームや糖尿病を予防する効果が期待できます。

有害物質の発生・蓄積を防いでガン予防

お酒(アルコール)を飲むと体内でさまざま有害物質が発生して蓄積するようになります。

体内に蓄積しやすい有害物質には、発がん性のある腐敗物質(パラクレゾール)傷を化膿させる原因物質であるスタフィロコッカス属(ブドウ球菌)などがあります。

通常であれば 胃の中は胃酸によって強い酸性に保たれていますが、アルコールを過剰に摂取するとアルコールの成分によって中和されたり、体内機能が低下することで胃の酸性が弱まってしまいます。

その結果、摂取した食物をシッカリと消化することができずに、体内で腐敗してしまうようなことになってしまいます。

<腸に蓄積していく有毒物質>
  • スタフィロコッカス属(ブドウ球菌)
  • 腐敗物質(パラクレゾール)

こうした有害物質が生成されると、徐々に腸内に蓄積してカラダに悪影響を与えていくようになります。

この場合にも、乳酸菌の働きによって腸内環境を整えておけば、排便が適切に行われる過程で有害物質も一緒に排出することができます。

ガン細胞はとても増殖力が強いもので、健常者の体内であったとしても1日あたりに3000個から6000個ほどの新しいガン細胞が増え続けています。

そのため、腐敗物質(パラクレゾール)などの少しでもガン細胞の成長・増殖を促す有毒物質はできるだけ早く体外に排出すべきだと考えられています。

『お酒を飲むと乳酸菌の効果はなくなる?アルコールと善玉菌の関係性』の最後に

お酒(アルコール)は消化液によって分解されると消毒・殺菌作用は失われるため、お酒の殺菌効果などによって乳酸菌が死滅させられることはありません。

また、摂取される乳酸菌のほとんどは胃酸や胆汁酸などの消化液によって死滅されられても腸内の善玉菌の栄養源になることができます。

会話

また、お酒(アルコール)を過剰に摂取すると消化器系や循環器系など体のさまざまな部位に悪影響を及ぼしてしまいますが、お酒(アルコール)と乳酸菌を同時に摂取することで、善玉菌の働きを活性化させてカラダへの負担の軽減が期待できます。

<生きた乳酸菌を腸に届けるには?>

乳酸菌は『動物性乳酸菌』と『植物性乳酸菌』に大きく分けることができます。

ヨーグルトやチーズなどの乳製品に含まれている『動物性乳酸菌』は消化液によってすぐに死滅させられてしまいます。

その一方で、漬け物や味噌に含まれている『植物性乳酸菌』は酸耐性に強く 腸にまで生きて届く可能性が極めて高いと言われています。

腸に生きた乳酸菌を取り入れていきたい場合には、漬物や味噌などの植物性発酵食品を摂るようにしましょう。

ちなみに、植物性乳酸菌の中でも特に酸耐性が強いものは『ラブレ菌』と呼ばれており 注目されている乳酸菌の1つです。

会話

ラブレ菌に関して詳しい情報を知りたい場合には、こちらの記事を参考にして下さい。

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