- 今年は受験生だから絶対にインフルエンザにはなりたくない!
- 受験生なのに家族がインフルエンザにかかっちゃった!
- タミフル・リレンザ・イナビルの予防投与って何?
インフルエンザの感染を防ぐ上ではワクチンの予防接種はよく知られていますが、インフルエンザに羅患するリスク高いと判断された場合は、抗インフルエンザ薬の予防投与を任意で受けられます。
抗インフルエンザ薬の予防投与とは、インフルエンザ患者が症状を抑えてるために使われるタミフルやリレンザ、イナビルなどの抗インフルエンザ薬を服用してインフルエンザの発症を予防する方法になります。
ただし、インフルエンザ予防接種はどこの病院で誰でも受けることができますが、抗インフルエンザ薬の予防投与はインフルエンザになるリスクが高いと判断された人々のみが任意で行うことができます。
また、予防接種の場合にはワクチンを摂取することで1シーズンの免疫力を高く保ちつづけることができますが、抗インフルエンザ薬の予防投与の場合には、投与期間しか予防効果がないと言われています。
さらに、実際にインフルエンザにかかっているわけではないため、自由診療となり、薬価代金を全額自費で支払う必要があります。
このように、抗インフルエンザ薬の予防投与にはインフルエンザ予防接種とは若干異なるポイントがありますから、今回のブログ記事では予防投与する際のポイントや価格、注意しておくべき点などについてお伝えしていきます。
- 抗インフルエンザ薬の予防投与の基本情報・注意事項
- 抗インフルエンザ薬にかかる費用
それではまず、抗インフルエンザ薬の予防投与に関する基本的な情報から受ける際の注意事項についてお伝えしていこうと思います。
抗インフルエンザ薬の予防投与の基本情報・注意事項
記事冒頭でもお伝えしましたが、予防投与は誰でも受けられるものではなく、一定条件を満たしたインフルエンザへの罹患リスクが高いと判断された人々に限られます。
抗インフルエンザ薬の予防投与が受けられる条件は以下のようになっています。
- 65歳以上の高齢者
- 慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者
- 代謝性疾患患者(糖尿病など)
- 腎機能障害患者
以上で記載した条件のいずれかに該当し、かつ、インフルエンザ患者と同居している必要があります。
ということで、一般的に予防投与は積極的に行われるものではありませんが、老人ホームなどの高齢者施設でインフルエンザが発症した場合などには、集団感染してしまうリスクが考えられるため、老人ホーム利用者から同意を得た上で、全体で予防投与が行われる場合もあるそうです。
患者との接触から36時間以内であれば効果的
また、抗インフルエンザ薬の予防投与はインフルエンザ患者との接触から36時間以内に受けられれば最も効果を発揮させることができるとも言われています。
ですから、一緒に住んでいる家族や同居人がインフルエンザに感染してしまい、患者を看病する必要がある場合などには、抗インフルエンザ薬の予防投与を検討すべきでしょう。
特に、高校・大学受験を控えている受験生がいるにもかかわらずに、家族がインフルエンザにかかってしまった場合などには抗インフルエンザ薬の予防投与を考えてみましょう。
受験日当日にインフルエンザを発症してしまった際の対応や予防・対策についてはコチラの記事を参考にして下さい。
さて、ここまでは予防投与の基本情報や注意事項についてまとめてきましたが、続いては、予防投与をする際にかかる治療・施術費用についてお伝えしていきます。
抗インフルエンザ薬にかかる費用
予防投与では抗インフルエンザ薬をどの程度、どのくらいの期間 服用するのか?
そして、具体的にどういった効果が期待できるのか?といった内容を分かりやすくまとめていきます。
また、重要なポイントですが予防投与は自由診療とされるため、治療にかかる費用、薬価は医療機関によって大きく変動します。
ただし、一般的には保険適用されて処方される場合とほぼ同額で治療が受けられると言われています。
そのため、以下のグラフでは保険適用されて処方された場合の治療費用を掲載していますので、治療費用の参考程度に考えて頂けると幸いです。
タミフル | 服用方法 | 服用期間 |
---|---|---|
治療目的 | 1日2回 | 5日間 |
予防目的 | 1日1回 | 10日間 |
価格 | 約4500円 |
一般的には、成人は1回1カプセルを1日1回、7日間から10日間ほど服用していきます。
また、体重が37.5キロのお子さんの場合には、1回1カプセルを1日1回、10日間服用していきます。
- 必ず指示された服用方法に従うようにしましょう。
腎機能が低下した方へは腎機能別投与量設定があります。 - 10歳以上の未成年の患者さんの場合には、
原則としてタミフルを服用することはできません。 - インフルエンザ患者に接触後、
少なくとも48時間以内に使用を開始するようにしましょう。 - インフルエンザに対する予防効果は、
この薬を連続して使用している期間のみとなります。
リレンザ | 服用方法 | 服用期間 |
---|---|---|
治療目的 | 1日2回 | 5日間 |
予防目的 | 1日1回 | 10日間 |
価格 | 約4300円 |
通常、成人および小児は1回2ブリスターを1日1回10日間、専用の吸入器を用いて吸入します。
必ず指示された使用方法に従うようにしましょう。
- インフルエンザ患者に接触後
36時間以内に使用を開始するようにします。 - タミフル同様、インフルエンザに対する予防効果は、
この薬を連続して使用している期間のみ持続していきます。 - 乳製品に対してアレルギー症状が出たことのある患者さんは、
服用のときに医師とよく相談するようにしてください。 - 専用の吸入器で1回で2吸入し、
1日2回5日間継続する必要があります。 - 吸入の際は、直前に息吐き→深く薬を吸入→5~10秒息を止める
以上の流れで吸引するようにします。
イナビル | 服用方法 | 服用期間 |
---|---|---|
治療目的 | 1日1回2キット 10歳未満は1キット | 1日間 |
予防目的 | 1日1回1キット | 2日間(10歳以上のみ) |
価格 | 約5100円 |
通常、成人および10歳以上のお子さんは1容器を、1日1回、2日間吸入するようにします。
イナビルは1容器あたりラニナミビルオクタン酸エステルを20mg含有しており、薬剤が2ヵ所に分割して充填されています。必ず両サイドを吸入してください。
- インフルエンザ患者に接触後
48時間以内に使用を開始していきます。 - 服用開始から10日以降のインフルエンザに対する
予防効果は確認されていません。 - 乳製品に対して過敏症の既往歴のある患者さんへは、
投与すべきかを慎重に検討することになります。
年齢別 抗インフルエンザ薬 | |
---|---|
小児〜10歳未満 | タミフル・リレンザ |
10歳以上 | リレンザ・イナビル |
成人 | タミフル・リレンザ・イナビル |
最後
基本的に予防投与は自由診療とされるため、医療機関によって薬価は大きく前後します。
そのため、今回ご紹介した治療費用は参考程度に考えるようにして下さい。
また、タミフルなどの抗インフルエンザ薬には人によっては異常行動を起こしてしまうといった極めて危険性の高い副作用も起こしてしまいますから、抗インフルエンザ薬の予防投与を考える際には、これまでに重篤な副作用などが怒らなかったか確認しましょう。
また、インフルエンザを予防するためには、カラダの免疫力を根本的に高めることもオススメですが、乳酸菌サプリメントを活用して腸内環境を整えることでも、
ノンストレスかつ簡単に免疫力を高められると言われています。
腸内には体内の免疫細胞の過半数が集中しているため、腸内環境を整えるだけでも免疫力が高めると考えられています。
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